クレーマーおばさんになる一歩手前で反省した話

クレーマーおばさんになる一歩手前で反省した話

昨日今日と、仕事終わりに急いで向かった先で、予約がキャンセルされた。
というか、予約できていませんでしたー!という事態が昨日今日と2日も続いた。

正直、会議終わりに急いで向かった美容室で「予約がいっぱいなのでキャンセルさせていただきました。今朝メールも送ったんですけどね」と言われたときは、激しく腹が立った。
お腹が空いていたせいもあるかもしれないが、かなり、実際に頭に血がのぼるのがわかるくらい頭にきた。
ネット予約なのに、紙ベースで管理しているものとダブルブッキングなんて全然システム化の意味がないし、メールは送ったんですけどねと言ったって相手に届いていなかったら全く意味がない。
お店の人の対応も褒められたものではなく、予約サイトのせいにするし。

行ったこともない美容室で、これから行くことももうないだろうから、ブチ切れてもよかったのだけど、頑張ってまともに話ができるくらいには冷静にいようと努力した。
お店にどうこう言っても仕方がないので、予約サイトのカスタマーサポートに電話しようと店を出た。
まあ、20時半を過ぎていたので、カスタマーサポートにすら繋がらなかったのだけれど。

怒りの行き場をなくしてしまったので、とりあえず一通り相方に愚痴り、気分を落ち着かせるために自転車に乗って家に向かった。

それからいろいろ考えたのだけれど、まず、こんなことが昨日もあったのだ。
最近よく行っているシェア工房のトレーニングの予約が、確認メールまで受け取っていたのに、実際は完了していなかった。
仕事終わりに急いで向かったのに、予約ないですね、って、、確認メールもあるのに。
こちらもなかなか困ったが、まあ手作業でやってるんだからミスもあるだろうし、これからも通うし、仕方ないか。と文句も言わず帰ってきた。

さて、ここで、お恥ずかしいことに、わたしはこれから付き合うことになる人と、もう二度と会おうと思わなければ会わないだろう人とで、対応を変えているんだなと気づいた。
知らない人なら、もう二度と会わない人なら、ブチ切れてもいいのだろうか。うーん。
そういうのって、よくないよな、と反省。
なんかさっきまで怒ってた気がするけれど。

以前ボランティアの研修で接遇のおばさまが言っていた。
知らない人に親切にできない人の親切なんて、偽物だ(正確には覚えていない。こんなニュアンスのことだった気がする)。

今読んでる本(フランス人は10着しか服を持たない)にも、「一人でいるときこそきちんとした格好をする」とか書いてあって、これも結構似ている。

先生に、上司に、親に、友達に見られているからきちんとするのではなくて、誰に見られているわけでなくても、まちがったことはしてはいけないし、人には親切に接するべき。
お天道様はみてるよとか、イエス様はみてるよとか、そういう昔からの宗教の教えも、こういうことなんだなあと実感した。

話がどんどんそれてきそうなのでこの辺にするけれど、今日のところは頭にガッと昇った血をおさえつつ、なんだか教訓もあったので、良い一日だったということにしよう。そうしよう。

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