からっぽのポスト

からっぽのポスト

からっぽのポストほどさみしいものはない。

初めての一人暮らし。わたしの場合は18人で一つのポストを共有しているのでさすがにポストが空っぽということはないのだけれど、逆にたくさんの手紙の中に自分宛のものが1通もないことのさみしさよ。

ということで以前から気になっていたpostcrossingを始めました。

ランダムに選ばれた宛先にポストカードを送り、その分だけ誰かからポストカードが送られてくる、というシステムです。

一度に遅れるカードは5枚まで。

相手のもとに届いたカードのIDが登録されるとカードを送った、ということになります。

先月始めて、ドイツ、アメリカ、オランダにわたしのカードが届きました。

一方、受け取ったカードは今日のドイツからのものが始めて!

やっと来たよ〜。

左の像のものです。

どうやらローマ軍の侵入を食い止めたARMINUSという人のモニュメントらしい。

ちーーーーっちゃく人が6人ほど写ってて、どでかいモニュメントであることがわかります。

消印と切手もドイツっぽい。

切手に日本語が見えます。

「レーゲンスブルク旧市街」だって。行ってみたいものだ。

最初の写真の右側は、今日わたしが中国に投函したカード。

フィンランドの郵便局のはがきです。

白樺のイラスト。白樺そこら中にあるからね。

日本に留学していたフィンランド人が、日本の森で白樺見つけてすごく懐かしい気分になったって言ってた。

それくらいフィンランドでは見慣れた景色。

今回は何日で中国まで届くでしょうか。

ロシア文具

ロシア文具

先週1週間は大学の秋休みだったのでロシアに旅行に行ってきました。

ヘルシンキからフェリーで一晩の、サンクトペテルブルクです。

旅そのものについてはまた後日ゆっくり書くとして、今日はロシア文具について書こうと思います。

事前のリサーチによると、どうやらロシアは文具が安いらしいのです。

まあフィンランドが高いって言うのもあるかもしれないけど、ロシア人の友達がロシアは安いって言っていたんだから本当だろう、と。

以前イギリスに行ったときは街のちいさな文具店みたいなのを見つけたのでノートなりペンなりいろいろ面白いものが見つかったのですが、さてロシアではどこで文具が手に入るのだろう。

(ちなみにフィンランドでは(少なくともオウルでは)本屋さんやスーパー、大学や文具専門店で売ってます)

友達によると文具専門店もあるし、大きなデパートとかならどこでも売ってるよ、とのことでした。

実際行ってみるとホテルの近くに大きなデパートがあったのですが、なかなかその中で文具専門店というのはありませんでした。日本にもフィンランドにもあるようなアパレルショップばかりで正直あまりおもしろくなかった。笑

ただ、デパートにも穴場がありました。おもちゃ屋。

文具コーナーを見つけたのだ!それも子供用だからキャラクターものも多い。

そこではスマーフのノートをゲット。

ページ数は少ないけど、10ルーブル(0.25ユーロ=30円くらい)。安っ。

ロシアでかわいい文具を探すなら、おもちゃ屋さんおすすめです。

さて、こちらが今回の旅行の戦利品。文具ばっか。(どこでも買えるとか言わない)

左上がおもちゃ屋さんで買ったスマーフね!

それから時計回りに

• レトロなイラストのドイツ語単語帳用ノート

• 何が書いてあるかわかんないエコバッグ

• マグネットブックマーク4個セット

MOLESKINE Postal Notebook

• のり

• ゲルインクペン

• ロシア語フレーズブック(笑)

本屋兼お土産屋兼文具店みたいな店を見つけて、残りは大体そこで購入。

MOLESKINEだけはデパートで買いました。

MOLESKINEのストアがあんのね!専門店ではないけどダイアリーから鞄までなんでもそろえてる。

ヨーロッパは品揃えが良くて嬉しい限りです。

この間エストニアで行ったデパートの本屋さんにもスターウォーズの限定版とか普通に売ってた。びっくり。

今回の戦利品の中で既に活躍してくれているのがブックマークさんです。

なんだか素敵な色と柄の4点セット。

写真では見えませんがちゃんとロシアンプロダクトのようです。

一番したにURLが書いてあったので行ってみました。

Russian Bookmark

結構な種類のブックマークがありますねえ。

か わ い い 。

これ絶対日本でも売れると思うんだよなあ。

美術館とか行ったら既に同じような商品あるのかな。

こんな風にシリーズ化したら集めたくなっちゃうじゃない。ね。

アーティストとコラボとか、ご当地ものとか、いくらでもできる。

このサイズ使いやすいし、作りもシンプルだし。

最近これを輸入したら、輸出したら売れる!みたいなことばっかり考えてしまいます。。。

あって便利に感じたり、なくて不便に感じたり、が多々あるので。

いつか役に立つかもしれないからアイディアは書きとめておきます。

では、また旅行記を書きます。もい。

a woman in Finland

a woman in Finland

先日、ある会社のオフィスにお邪魔する機会がありました。

フィンランドのアプリ制作会社が日本進出に際して日本人の意見を聞きたいということで日本人留学生を募集してたのです。面白そうじゃないかー!ということで早速メールでコンタクト。この狭いオウルにいる日本人はもう大体会ったことがあるので、名乗りをあげていたほとんどが知り合いだったと思う。笑 みんな反応が早くてびっくりしたと担当者が言っていました。

その日は日本人3人とアプリ制作会社のちょっと偉いであろう男性と、募集の窓口だった女性との5人でアプリの良いところ、直すべきところなどの意見交換。日本でどんなアプリがはやってるかとか、どんな宣伝方法が主流かとか、改めて聞かれると答えるのが難しかったけど、客観的に日本を見てみるのはいつも新鮮で楽しい。こんな風にしたら日本で売れる、というアイディアを出すのもなかなか楽しかった。

さて、アプリについてはあまり書いていいものかわからないので、ここらでちょっと考えたことを書きたいと思います。

今回留学生募集の窓口だった女性、会話の途中で「3歳の娘がいるんだけど」と言っていました。一通り話し合った後、今度は「わたしもあなたたちの大学の学生で、MBAのコースにいるんだけど、今はここでjob practiceをしているの」と来たからびっくり。

学生でママで働いてるの?

実はここの大学ではママをしながら、パパをしながら大学に通っている学生がちょくちょくいます。授業とか食堂とかにちびっこがいるのがその証拠。もうその時点で驚いていたけど、この人は更に上を行っていました。

インターン的な感じらしいけど、育児・学業の傍ら仕事もしているって単純にすごいなあと思った。まさに理想の将来。笑 彼女もタフだけど、それが可能なフィンランドの社会がうらやましい。

共働きの両親を見てきたこともあって、わたしにとっては結婚してからも働くことはもはや決定事項。けどこども小さいうちは働くのも難しいだろうなあとは思う。今回3足のわらじをはく彼女を見て、将来のプランを少し変更です。

大学卒業したら就職して実務経験を積んで、結婚するなら結婚して、けど仕事は続けて。こどもが生まれたら仕事はやめて大学でMBAのコースに通って、こどもが大きくなったら再就職、もしくは起業。こんな感じ。結婚できるといいなあ。笑

はたしてこれを日本で実現するのは可能なのか大いに怪しいところですが、ぜひ叶えたいものです^^*

日本のお母さん、育児休暇中に学位取得なんていかがですか。日本の大学、ママさん・パパさん学生を応援してください。