3ヶ月のインターンを終えて。

3ヶ月のインターンを終えて。

インターンを始めて3ヶ月。大量の日本語への翻訳からスタートし、アプリのアップデートをローンチする時期を挟んで携われて本当によかった。実体のないものを売るビジネス(インターン先はアプリ制作会社。)を中から見ることができて、そのメリットや大変な部分が見えた。

後半は日本語だけでなく英語でのメール対応も任され、英語でも何百件もメールのやり取りをした。最初はそもそもなんで問い合わせて来てるのかさえわからないメールもたくさんで苦労したけれど。どうしてあんなスペルミスが多いのかも理解し難いし、案外文法なんて無視したメールが沢山。アメリカと日本のメールの常識の違いもはっきり見えた。

でもわからないことがあればスーパーバイザーがいつも助けてくれたし、社長もよく部下の働きをねぎらってくれる良い会社だった。スタッフもみんなフレンドリーで、ザ・アメリカのITベンチャー起業。

あっという間の3ヶ月、ギュッと濃い3ヶ月だった。

さて、昨日は最後の最後にプレゼンをさせていただいて、とうとうインターンもおわりなんだなあ、という実感がわいたのでこんな記事を書いている。

朝から何時間もスカイプで忙しそうに何か話していた社長も、1人スタッフがお休みのためメール対応に忙しいみんなも時間をとってあつまってくれて。

このプレゼンは3ヶ月のインターンの合間に他の日本人学生たちと一緒にやってきた震災復興と東北の現状についてのもの。いつもは女の子6人でそれぞれのパートを担当している。わたしがいつも話すのは自分の経験、震災から学んだことのパート。今回は他メンバーは他州に出張プレゼンのため、わたしは一人で自分のインターン先に発表することになった。

一人でのプレゼンは実はシカゴでは最初で最後。結構緊張したけれど、もう何度も沢山の人の前で発表して来て、大分度胸はついたと思う。最初こそ原稿など準備していたものの、やっぱり原稿を読み上げるよりも自分の生のことばで伝えるのが一番だと途中で気づいた。今日なんて英語で自分のことばでプレゼンしながらアドリブで一言増やしたりできたんだから、我ながら成長したんじゃないかな。なーんて。相変わらず感極まって目から水が流れたりするのでだめです。

それでも伝えたかったことは伝わったと思う。アメリカの人たちは本当に同じ気持ちになりながら聴いてくれる。それはもう大げさなんじゃないか、ってくらい感情的になりながら。だからあまり辛い感情を伝えるのはこちらも辛い。できるだけハッピーな形で締めくくるようにしているのだけど、なかなか難しい。

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笑顔で終れるように、最後のありがとうと一緒に折り紙のバラをプレゼントした。会社のメールで使っているテーマカラーに合わせて。喜んでもらえたようでよかった。

終ってからマネジャーに、もっと早くにプレゼンさせてあげれればよかったね、と言われた。こんな大変なことを経験してきたなんて知らなかった、と。スーパーバイザーは最後で良かったという。一緒に働いてから聴いた話だからこそ感情的になって聴けたから。

わたしはというと、インターンとして受け入れてくれたことへの感謝を全員に伝えることができたので、最後で良かったかなと思う。どんな経験をしてきたかという点では、自己紹介としても良かったのかもしれないけれど、何も知らないまっさらなところから始まった人間関係の方がフェアな気がする。震災の話をするのは別にかわいそうだと思ってほしいわけではないし、何の言い訳にもならない。ただ、自分のことを知ってもらった頃に追加情報として頭の隅に入れておいてもらえば、わたしの言動を理解するのに役立ったりするのかもしれない。前も同じようなことを書いたけど、東日本大震災が日本人の、少なくともわたしの考え方に影響を与えたことは確かだから。そう言う意味では最初にしても最後にしてもこのプレゼンを職場でできたこと自体が良かった。感謝感謝。

とにかく、アメリカで3ヶ月間働けたこと、沢山の人の前でお話しさせていただいたこと、全てが本当に貴重で意味のある経験だった。何よりも自信につながった。将来のことはまだ悩んでいるけど、悩むための材料が増えた。頼れる人生の先輩方にも出会えた。シカゴからは明日引っ越すけれど、一生おつきあいしたい人たち。ロードトリップでもオフィスに立ち寄るつもり。

あとは、アメリカでもらった沢山のあたたかいメッセージを東北の人たちに持って帰るのがわたしたちの役目。メッセージと写真を電子書籍にまとめるプロジェクトも進行中。既に他のメンバーとの日本での活動やリユニオンも決まっているし、みんなに出会ったことで受けた刺激を忘れずに活動していきたいと思う。

以上、この3ヶ月のまとめでした。では、ロードトリップ行って参ります!

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アメリカ横断旅行計画編② 出発前夜!

アメリカ横断旅行計画編② 出発前夜!

アメリカ横断旅行出発の日がいよいよ迫ってまいりました。前回の更新からの進捗状況、計画の進み具合を書いておきます。

まず、わたくし、国際免許を手に入れました!わーい!

日本の免許証(現物)と委任状、パスポートのコピー、写真を母上に送りつけ、免許センターで代理申請してきてもらいました。

アメリカで運転するには、日本の免許証と国際免許証とパスポートを持って歩け、とのことです。 まあ念のため国際免許取ったものの、日本でもめったに運転しないわたしは実は運転なんかしたくありません。念のためです。田舎の一本道でちょっと代わってもらって運転してみようかなーってくらいの気持ちです。ごめんなさい。旅のお供は元タクシー運転手なので完全にお任せです。

それから、ちょっと旅程が変更になりました。最初に立てた予定は結構余裕があったので、ロスとベガスでの滞在を少しばかり伸ばすことに。NYでもちょっと長めに観光します。

ホテルも予約しました。ロス、ベガス、NYのみ。他はキャンプや道沿いのモーテルで済まそうと思っているので、進捗状況によって予約するつもり。今回はとりあえず全部booking.comで予約しました。ウェブサイトの日本語化も進んでるみたいですね。

ネットで予約だけして、料金は現地払い、キャンセルも前日まで可、というところがほとんど。たまにネットで払うと安くなるホテルもあります。飛行機の予約もそうなんですが、早ければ早いほど安いです。待ってても安くなることはまれ(たまにキャンペーンとかあるけど)だと思います。思い立ったが吉日、旅行を思い立ったらまずは航空券とホテルの予約をいそいですることが安旅のコツ。

さて、出発はいよいよ明日。仕事を1時間早く切り上げ、一旦家に戻り、荷物を持って空港に向かいます。家から空港までは電車で45分ほどで行けるのでアクセスはばっちし。シカゴのブルーラインは空港直結です。そう考えると成田とかアクセス悪いよね。高いし。

今回の旅行は特にここに行きたい!というアツい思いがあってのものではありませんが、2週間与えられたので何かやり遂げようと思って計画。「アメリカは広いのよ。」「何も無い砂漠を横目にドライブしたって楽しく無いわよ。」なーんておば様方には言われましたが、何を見るでもなく、アメリカが広いということを身をもって体験できれば十分だと思っています。

インターン先のマネジャーには「絶対楽しい旅行になるよ!」とのお言葉をいただきました。昔のボーイフレンドとのロードトリップ(それも私と同じく2週間!)が人生で最高の旅行だったらしい。わたしもそんな風に楽しめたらいいなと思います。

今一度このムービーを見て士気を高める。これほんとにお気に入り。

Roadtrip USA from Mike Matas on Vimeo.

3ヶ月のインターンが終わってしまうのはさみしいけど、旅行のことを考えてたらわくわくしてきた!今夜はおわかれ飲み会ですが、パッキングも寝る前にはおわらせるぞー。

では、旅行中も暇を見つけて更新しようと思いますので、どうぞお付き合いください。写真もいっぱい載せようと思います。

(そうそう、「コメントをどうぞ」からそれぞれの記事のページに飛ぶと、記事の下のほうからプライベートメッセージを送れるようにしてみました。わたしだけが読めるものなので、どうぞ自由に何でもかいてみてください。)

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アメリカンフードとアメリカンジャパニーズフード

アメリカンフードとアメリカンジャパニーズフード

今月は結構外食をしてしまいました。

まずは、シカゴピザ。

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こーんなに分厚いの!タルトか!っていうミミつき。シカゴでは有名なGiordano’sのChicago Classic。

サラミ、マッシュルーム、ピーマン、たまねぎ入り。上にはピザソースたっぷり。

GIORDANO’S MEANS MORE!
IT’S BEEN VERIFIED. IN TRUE CHICAGO TRADITION, OUR STUFFED PIES ARE 40% BIGGER THAN OUR TOP COMPETITORS’ DEEP-DISH PIZZAS!

だって。アメリカでは類似品との競争で名指しをしていいらしいです。あっちのより40%でかいんだぜ!ってウェブサイトに堂々と書いてます。

続いて、こちらアップルチーズオムレツ。職場近くの行列のできる老舗オムレツ屋さんにて。

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このたまご、ふわっふわなんです!もうどうやったらこんなふわふわになるの、ってくらいふわふわ。メニューにもFluffyって書いてあった。Fluffyってふわふわした綿毛とかに使うイメージだったけど、ふわふわのたまごにも使っちゃうんだね。

中にはチーズが入っていてほんのりしょっぱいのに、上に掛かっているのはシナモンで煮たりんご。なんとも意外な組み合わせですが、とっても美味しかったです。

半分食べてお持ち帰りにしてもらったのですが、この後シカゴ美術館に直行し、No food!!!と怒られ、捨てられる運命でした。。

続いて、アメリカと言えば!のマクドナルド。アメリカのメニューも日本と大して変わりませんが、違うのはドリンクがコップを渡されてセルフサービスなのと、そのサイズですね。あと、マックラップって結構おいしいんですが、日本にもあるのかな?

ということで、マックの食べ物の写真をあげても何も面白くないので、ちょっとレアものにしましょう。

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シカゴには、マクドナルドの第一号店があります。マクドナルドの前身となるお店はまた別のところにあるらしいのですが、マックがマックになってからの第一号店はここシカゴの郊外に。今は博物館となっていますが、特別な日にしか開かないようで、入れず。外から写真だけ撮ってお向かいにある営業中のマックへ。

写真見ればわかるのですが、当時のハンバーガーは15セントという破格だったようです。あと何あのキャラクター。謎。ドナルドマクドナルドに負けず劣らず謎です。

さて、こんないかにもアメリカンなものばかり載せてきましたが、アメリカンジャパニーズフードもなかなかおいしいですよ。

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こちらはマウントプロスペクトに新しくできたというMISOYAさんの米味噌ラーメン。ちゃんとしたラーメン、何ヶ月ぶりだろう…!日本を発ってからなので半年ぶりくらいです。濃厚なスープに感動いたしました。麺は太くてもちっとしてました。

店内に入ると「らっしゃいませ〜」「店長、餃子2枚入ります!!!」といった感じで日本語が飛び交ってます。もちろんアメリカ人のお客さんもいますが、日本人らしき家族もいっぱい食べに来てました。

ラーメンって家でつくってもこうならないから、海外各都市においしいラーメン屋さんがあるといいですねー。フィンランドにもできないかなー。

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こちらはインターン先のお別れランチで連れて行ってもらった日本食レストラン、亀八のカツ丼。

普通に日本のカツ丼。甘くておいしかった。ただ、サイズがアメリカンだった。3分の2が限界。

以上、アメリカでの最近の外食事情でした。あ、どれも10ドルくらいです。千円くらいです。高いね、外食。

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