弾丸韓国旅行 観光編

弾丸韓国旅行 観光編

シルバーウィークの3連休を使って、2泊3日の弾丸韓国旅行に行ってきました。しかも航空券・ホテル予約したのは出発前日という弾丸ぶりです。

もともと3連休はどこか行こう、と言っていたものの、何も準備できておらず、直前に国内のホテルを探してもどこも高くて(当たり前)。。秋田に2人で行ったらしたら10万か〜。もはや海外旅行だな。ということで海外が候補に急浮上。

わたしのパスポートの残存期間が2ヶ月もなかったので、それでも行ける海外、ということで探してみました。実はネット上では、韓国も3ヶ月残存期間が必要、と言われていますが、ちらほらと、「帰国日まで残ってればいいと領事館には言われた、、」という口コミも見かけたので、一か八かチャレンジすることにしたのでした。

もうなにもかも即興的で、どこかで失敗しても文句は言えないような状況がスタートラインでしたので、無事に良いホテルが取れて、良い便が取れて、出国できて、入国できて、、と、今振り返ると奇跡のような旅行でございました。

韓国(ソウル)での滞在先は、南大門にある立派なホテル。アクセスも良くて、綺麗で、快適でした。

南大門。月のオブジェは夜になると光る。素敵。

初日はまず観光!ということで、昔の王宮、京福宮を見に行きました。だだっ広くて、観光客がたくさん。韓服を借りられるお店がたくさんあって、特にアジアからの観光客の女の子たちが漢服を着て写真を撮りまくっていました。

敷地は本当に広くて、入り口こそこんな風に高層ビルが見えるけれど、先に進むにつれて、遠くには山しか見えないような風景が広がっていきます。

そうそう、この日は中秋のおやすみ期間だったので、入場料は無料。そのかわり、外国語でのガイドはないよ、という日でした。あまり説明書きの看板なども多くないので、知識を詰め込むというより、建物を見て、ここはこんな使い方したのかな、あの道具はなんだろう、なんて話しながら進みました。

これ、ただの模様だと思ったけれど、よく見たら漢字ですよね!

途中で、民族博物館に遭遇。エントランス前で伝統音楽、舞踏のイベントをやっていて、人垣に加わり鑑賞。

観光は十分、満足しました。お腹が空いたので、ランチへ。続きは次の記事で。

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Regiaのソックヤーン、tutti-fruttiがかわいい。

Regiaのソックヤーン、tutti-fruttiがかわいい。

最近編んだ&編んでる靴下です。Regiaのコットンのソックヤーンで、フルーツがテーマになっています。

まずは、自分用にすいか。広島の毛糸屋さんで一目惚れ。パターンも、すいからしいカーブと、タネみたいなの作れないかなーとraverlyを探し、ぴったりのパターンを発見しました。

Sunset Wave Socks

すいか靴下履いて、はじめてのお出かけは、旅行先のストックホルムで。色は加工してるので、上の写真の方が近いかな。

ビルケンは靴下を見せびらかせていいですね。はは。ちなみにこのサンダルは、散々履きつぶして底もすり減り、コルクもだいぶボロボロになっていたので、ビルケンのお店に修理に出しているところです。

話は靴下に戻ります。このRegiaのコットンの手触りと伸縮性がきちんとあるところが気に入って、もう一足編むことに。tutti fruttiのカラーバリエーションのなかから、好きな色を選んでもらいました。こちらはパパイヤカラーです。

とりあえず一足完成。パターンはzigzagular socks

すいか靴下も、パパイヤ靴下も、針は2.5mmのメタルの針です。addiのcrasytrioという3本で編む針で、短い輪針のような棒針です(?)。これです。

輪針と4・5本棒針の良いとこ取りと言った感じで、わたしはとても好きです。パパイヤ靴下のもう片方が編み上がって針があいたら、フィンランドで買ってきた毛糸で編み込みのミトンを編みたいです。

この夏は、raverlyのパターンやフィンランドの編みもの雑誌のパターンでプレゼントや自分のものをたくさん編みました。秋冬はどうしてもitoshigotoの商品ばかり編むことになるのですが、違ったものを編むのは、気分転換にも、勉強にもなる、良いインプットになりました。(ものを作ってるんだからアウトプットのようだけれど、こうやって編むのか〜というインプットでもある)

そして、家族や友達、身近な人のために編むというのはとても贅沢でしあわせな時間だなあと改めて思ったのでした。どこかの誰かのために編むのもまた違ったうれしさがありますが、なにか、基本に立ち返ったような気持ちです。そういうことにもちゃんと時間を使っていきたいな。

Amazonプライムビデオと箱根関所で江戸時代の勉強をする

Amazonプライムビデオと箱根関所で江戸時代の勉強をする

今年のGWはわが家に大型バイクがやってきたので、ツーリングがてら箱根に行ってきました。泊まった箱根ホテルが素敵&超面白い歴史を持っていることはまた別の機会に書くとして、今日はここ数日で学んだ江戸時代の歴史について。

箱根といえば、の観光地の一つに、箱根関所があります。

こんな感じで建物がかっこよく修復され、芦ノ湖を見渡す展望台としても人気なスポット。なんかどっかで聞いたことのある「入り鉄砲に出女」をチェックしていた関所だそうです。

実際に建物を回って観覧するコーナーと資料館にわかれており、同じ説明が何度かかぶるところもあるので、「関所とは」、「箱根関所とは」ということになんだかやたらと詳しくなった気がします。

資料館が結構面白くて、関所破りをした人たちのエピソードがあったり、大名行列のジオラマがあったり、あと一番目立っていたのは「人見女」や「改婆」と呼ばれた役職についての展示。江戸から出ようとする「出女」を取り締まる箱根関所ならではの役職で、ほかの関所にはいない、唯一の女性が担当するポストだったそうです。これは代々一つの家系の女性が世襲で担当する役職で、多くが年をとった怖い婆(だから改婆)だったらしい。箱根関所を通った女性たちの日記なんかも展示されているわけですが、「何も悪いことをしていなくても冷や汗が出る」みたいな生々しい気持ちの記述があって面白いのです。そしてこの「人見女」だって、ほんとは怖いキャラやりたくなかったかもしれないけど、仕事で毎日怖い婆さんやってるだなんて、なんかちょっと可哀想な気も、、大変な仕事だ。

(大学の事務の人と一緒に海外研修に行った時に、いつも怖い事務の窓口の人たちが、別に常に怖い人なわけではなく、同じ人間なんだなあ、、別の場所で出会えば友達になれるような人たちだなあ、、と思ったことを思い出したり。。大学生相手に、少し厳しめに接している、というような話もしてたから。)

それから、展示をみてもわからなかったのは、何で出女を取り締まってたんだろう、ということ。これは帰ってからググってみたら、参勤交代を義務付けられていた大名の妻子たちは人質のように江戸に住まわされていて、その人たちが勝手に国に帰ることを防ぐため、という説明だった。まあなんとなくわかった。一般の女性たちも手形がなければ通れなかったわけだけど、それは他の身分や他人になりすまして大名の妻子が関所を通ることを防ぐためということかな。

箱根関所をもっと楽しむ下準備としてオススメな映画が、「殿、利息でござる!」と「超高速!参勤交代」などの時代物コメディ。前者を偶然GW前にamazonプライムビデオで観ていたので、そこで出てきた宿場町の人たちが宿場間の荷物の運搬に人足や馬を出さなければならず苦しんでいたことを知ったところだったし、「超高速!参勤交代」で関所を通るときだけ頑張って大名行列を長く見せたことなんかも、実際の関所を観た後だとしっくりきた。

学生の頃は社会科も日本史もそれほど好きじゃなくて、暗記も大の苦手だった。でもこういう映画を見たり、実物大の建物に入ったり、その時代の人たちの日記を読んだりして、その時代の人たちも自分と同じ人間で、いろんなことを思ったりしたんだろうなと思えるようになったら、ちょっと楽しめるようになった。

最近ホームスクーリングとかオルタナティブ教育の話題をちらほら耳にするようになって、勉強の仕方も一つじゃないと感じているところ。小さい時の私にプライムビデオ見せて箱根関所に連れてきてもどこまで楽しめたかはわからないが、こういう実感の湧くかたちでの勉強って良いなと思ったゴールデンウィークでした。

おまけ:橋の向こうが芦ノ湖なんだけど、どうやってこの橋くぐって芦ノ湖に出るんだろう、、というサイズのあひるボート