「5年後働く自分の姿が見えますか?」という本を大学生協の本屋さんで購入しました。
ライフネット生命社長兼COOの岩瀬大輔さんや、エコノミストの飯田泰之さん、元陸上選手の為末大さんなどの共著。40歳以下の著者の方々8人がこれからの新しい働き方についてそれぞれ書かれています。執筆者間の意見の調節はしなかった旨がまえがきにあるように、同じテーマについても様々な意見、立場から書かれているのでおもしろいかも。
まだ最初のお二人のところしか読んでいないのですが、以下に抜き書きした部分を載せておきます。
まず岩瀬さんのところから
自分で仕事をつくるという選択肢
「会社員」という発想からのリセット
つまり、働くというのは雇われるだけではないということですね。自分で仕事を作っていけばいい、と考えられるかというのは価値観の違いによるもの。そういう価値観でいると、今の社会について愚痴っているだけということにはならない。少子高齢化を嘆くだけでなく、受け止め、これからの時代に即した生命保険をつくろうとしている人ならではのことばだと思いました。
続いて、飯田さんのところから
私たちは日本人であるという時点で、日本語のネイティブスピーカーであるというアドバンテージを持っている
自然な日本語を扱うのは、ネイティブでなければなかなか難しいことだと思います。正しい、自然な日本語は「伝わる」というだけでなく、安心感や信頼を与えます。これはアメリカでインターンをしていて思ったことですが、海外のアプリでいくら使いやすくても、面白いゲームだったとしても、そこに不自然な日本語が使われているだけで、なんとなくあやしいアプリなんじゃないかと思う人が多いのではないでしょうか。日本で販売するならば、日本語での対応は会社を信用してもらう、お客様に安心してもらうという点から見ても重要だと思います。
日本語への翻訳も、そのうち機械に取って代わられるかもしれないし、インターネットが普及した今、海外にいながら日本にいるネイティブに仕事を頼むこともできます。そんな中で日本の外にいる日本人として活躍するには何が必要か、何を求められているのか、じっくり考えていきたいです。今のところ、日本語ネイティブで良かった!と思っていますけどね。
とりあえず今回はここまで。続きも読んだら何か書くかもしれません。もいもい。
あ、飯田さんはcakesでこの本に関して連載もやっているようです。こちら。