本を書くhito honを出す人/流学日記

本を書くhito honを出す人/流学日記

中学生のとき、岩本悠さんの流学日記という本を読んで夏休みの読書感想文を書きました。サブタイトルは、「20の国を流れたハタチの学生」。確かヴィレッジヴァンガードで自分で買ってきて読んだのだったと思います。
岩本さんは、大学を休学して1年間世界を”流学”した人。この本を出版した印税でアフガニスタンに学校まで作ってしまったらしいです。
今思うと、まだアメリカにしか行ったことがなかった中学2,3年のときは、海外と行ったらアメリカしか無くて、みんなハッピーで楽しい国だったというイメージだけを持っていた気がします。そんなときにこの本に出会って、世界はもっと広いと知りました。

日記のように短いエピソードが沢山つづきますが、この本の中で一番好きなのは、「ボランティアする側、される側両方にとって得るものがあってはじめていいボランティア活動って言えるんじゃないの」と、ボランティアのありかたについて書かれている一番最初のエピソード。
100%他人のためだけにボランティアできたらどんなにいいだろうかとは思いますが、実際のところ、ボランティアをする側にも学ぶこと、得られることが無いと続かないのではないかと思います。ボランティアされる側も、「自分のためにやっていますから」と言われた方が気が楽なのではないでしょうか。
そんなことを考えさせてくれたこの本はたまに読み返したい一冊です。他のエピソードにはなかなかはちゃめちゃなものもあって面白いですよー。旅してるときっていろんなことを考え、学びますから、旅行記系はお勉強になります。

さて、中学生の時に出会った本について何を今更書いているのかと言いますと、実は先日図書館で借りてきた「本を書くhito honを出す人」という本に岩本さんが載っていたからです。アメリカで受け取ってきた東北へのメッセージを電子書籍化しようと、出版関係の本を探していたときに見つけました。
わたしが購入した流学日記は幻灯社文庫から出ている版ですが、元々は文芸社からの自費出版だったようです。友人たちとPOPをつくって書店に売り込みに行ったエピソードなど、一大学生がどうやって本を作って売り出して行ったのかがわかって面白いです。いわゆる制作秘話ですよね。

わたしたちの電子書籍化プロジェクトは最近滞っているので、また帰国報告会に向けて動き出そうかなー。

流学日記はAmazonだと出品者からしか買えないようですが、うちの本棚に1冊ありますので、読んでみたい方はお声がけ下さーい。

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